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ショート エンパワーメント・コーチング

エンパワーメント・カウンセリングとコーチングの違いは次の通りです。エンパワーメント・カウンセリングはセルフ・エンパワーメントモデル(図表1)の上支えである指針(意味)と下支えである主体性の支援であるのに対して、エンパワーメント・コーチングは中身のビジョン実現や目標達成そして能力の育成や活用支援になります。
エンパワーメント・コーチングの進め方についてはエンパワーメント・カウンセリング&コーチングその6で詳しく紹介しましたので、今回はショート エンパワーメント・コーチングについてご紹介します。

図表1 セルフ・エンパワーメントモデル




エンパワーメント・コーチング7つの質問
短時間でエンパワーメント・コーチングの入門版を体験してもらうとき下記のような質問を行っています。2人1組になって相互に質問しあうのも効果的です。質問時間は
1回20~30分位あったほうがいいでしょう。


エンパワーメント・コーチング7つの質問
【質問1】
あなたはどのような生き方をしたいですか?   

【質問2】
その生き方を実現した姿はどのようなイメージですか?(あなたの生き方を将来のスクリーンに投影するとどのような映像がでてきますか? 
例えば 何年後 何をしたいですか? 何になりたいですか? 何を持ちたいですか?  

【質問3】
ビジョンを実現するためにはどのような目標   がありますか? 
一番実現したい目標は何ですか? 

【質問4】
一番実現したい目標を達成するためのリソー(資源)や能力は何ですか?

【質問5】
質問4の目標達成の障害は何ですか?

【質問6】
質問5の障害を乗り越える意味、障害を乗り越えてまで実現したい目標達成の意味は何ですか?

【質問7】
目標達成のための最初の行動は何ですか? 



以上の7つの質問については今日まで多くの企業研修で行ってきました。それぞれの質問の意味やどのような答がでてきたかについて説明しましょう。 


【指針】
どのような生き方をしたいか指針とは物事の進むべき方向性を示すものです。ここでいう指針は人生の指針で長期的には将来にわたっての生き方になります。そして短期的には具体的な行動指針になり自らの行動を決定したり、コントロールしていくときの基軸になります。
企業研修で「どのような生き方をしたいかと」の問いかけをすると20代半ばは「楽しく」「ワクワク」「イキイキ」といったキーワードがよく出てきます。また50歳になると定年退職以降も視野に入れながら「健康」「ゆっくり」「自己実現」といったキーワードが数多く出てきます。

【ビジョン】
将来の夢やビジョンは何か 将来のビジョンについては20代半ばも50歳も共通して出てくるのは仕事と家族と個人の趣味のライフバランスです。20代半ばの技術者を対象とした研修でも将来、技術を開発したいとか技術を通じて社会に貢献したいとの考えは2割くらいで、多くの人は楽しい家庭を築きたいとか平凡な家庭生活を築きたいとの声が多いようです。
50歳になると今まで仕事にウエイトをおいてきたので夫婦の関係を再構築したいとか地域との関係を持ちたいとか自分の趣味を持ちたいとか声が多いようです。
ビジョンは人間が生きていく上において意欲や能力を引き出す大きなエネルギーとなります。大志を持つ人は20代も50歳も少なくなっています。

【目標】
ビジョンを実現するための目標  目標は仕事のみならず趣味や家族そして地域活動など複数の活動領域があります。しかし、現実は仕事で与えられた目標はあるものの自らのビジョンを実現するための目標となると自分自身の目標がない人が多いようです。ビジョンがあれば目標もあるのですがビジョンがないため目標も出てこないのかも知れません。目標実現のためには期限や達成レベルはできるだけ具体化するほうが望ましいといえます。また仕事のみならず趣味、家族、地域活動など複数の目標を持っているほうがバランスのとれた人生を送ることができるでしょう。また何かの領域の目標に行き詰まりを感じたときには気分転換にもなります。だだ、複数の目標があってもそれぞれのウエイトは当然違ってきます。
ビジネスパーソンをみていると地元の企業に勤めている人は地域とのつながりがあり
地域活動にしても個人の趣味活動にしても活動機会が多いようですが、転勤の多い営業担当者や管理職は目標といえば仕事しかないため仕事に行き詰まりを感じたときや定年退職後の生き方に困難が生じています。
【リソース・能力】
目標達成するためのリソース(資源)や能力 リソースには情報や人的ネットワークなどがあります。また能力には知識やスキル・技能といったものがあります。人によってはこれらのリソースや能力が十分満たされなければ目標にチャレンジできない人もいます。また少しのリソースや能力でもあらたな目標にチャレンジする人もいるようです。例えば、海外旅行に出かけるとき事前にガイドブックや人から情報を十分入手し、現地にいっても一日の行動計画を立ててから外出する人がいるかと思えば、少しの情報だけで外地に出かける人もいます。そして帰りの飛行機ではじめてガイドブックを読んだりします。

【目標達成の障害】
上記のリソースや能力などを確保しても目標達成のための障害がある場合があります。
障害にはおかれている環境や自らの内面的なものからくる場合が多いようです。環境は職場や家族が許してくれる状況ではない。また、だれだれが許してくれないと物理的な環境や人的な環境があります。一方、内面的なものにはもし失敗したらどうしよう、一人では不安だ、長続きするか心配だ、できるかどうか不安だ、人とうまくやっていけるかどうか不安であるetc.など不安や心配からくるものが多いようです。

【障害を乗り越える意味、障害を乗り越えてまで実現したい意味】
人間はいくら指針やビジョンそして目標に向けて行動しようとしても障害や苦難が生じると目標倒れになることが多々あります。
個人の目標ならともかく仕事における目標や立場上期待される行動があっても障害や苦難が生じると行動に移すことができなかったりします。
「マネジメントとは人を通じたり、人に指示して仕事を行うものである」「職場先輩は後輩を指導するものである」ということがわかっていても、仕事を頼みにくい部下、指導しにくい後輩がいます。その場合なぜそこまでいやな思いをして頼まなければならないのか指導しなければならないのかの個人的な意味が見出すことができない場合があります。役割や立場だけではあらたな行動ができないのかもしれません。
観点が大きくなると生きていく意味、仕事する意味になるかも知れませんが、ここでは目標を達成したりその障害を乗り越えるための意味の探索が求められてきます。

【最初の行動】
そして、最後に目標達成のための第一歩が踏み出せるかどうかです。最初の一歩はエネルギーが要りますが動き出すと後は加速度がついて動いていくのです。

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