人間力を高めるE

Empowerment

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ショート(ミニ) エンパワーメント・カウンセリング―7つの質問-

今回はショート(ミニ)エンパワーメント・カウンセリングについてご紹介します。
エンパワーメント・カウンセリングは治療ではなく教育的カウンセリングを目的としています。そしてエンパワーメント・カウンセリングはロベルト・アサジオリのサイコ・シンセシスの理論を下敷きにしています。【図表1参照】 また、企業では今まで10万人以上の受講生を対象に図表2のテーマでエンパワーメントカウンセリングを展開してきました。研修によっては7つの質問のいくつかを組み合わせて実施しています。
ロベルト・アサジオリの理論を背景とした主体性を高めるプロセスについては「エンパワーメント・カウンセリング&コーチング その2 主体性を高めていくプロセス」で詳しく紹介しました。ここでは、そのプロセスのみ図表1で再度確認しておきます。

図表1



エンパワーメント・カウンセリングは主体性を高めていくプロセスをわかりやすく
理解するためにSP(サブ・パーソナリティー)トランプを使用しています。

1.自己理解 
SPトランプを使用することによって自らのSP(気になるSP)を理解します

2.自己意識 
気になるSPを客観視しているセルフに意識をシフトします

3.自己解放 
とらわれている気になるSPからの脱同一化です。気になるSPと距離をとります

4.自己受容 
気になるSPのプラス面も理解し受容します

5.自己統合 
実現したい目標に対してプラスに働くSPを明確にし、そのSPを意志により調和したり行動化に移します

以上のプロセスは日常、誰もが無意識に、ときには意識的に行いながら自らのパーソナリティーの調和を図ったり目標を実現したりしています。
エンパワーメント・カウンセリングは受講生並びにクライアントのこれらのプロセスの援助活動です。
治療的カウンセリングは1対1で行う場合が多いが、エンパワーメント・カウンセリングは参加者の相互作用による効果が高いため集団で行う場合が多いです。
個人の意志で参加したエンパワーメント・カウンセリングは個人的な実現したい目標でこの主体性を高めるプロセスをまわしています。しかし、企業研修で行う場合は企業環境からの期待や組織からの期待に添ったところで個人の目標を設定し実施しています。

SPトランプを使ったエンパワーメント・カウンセリングによるテーマ

1 自分を理解する(自己理解)
自らのパーソナリティーについて断片的に理解したりアセスメントなどで自らのパーソナリティーや性格を類型化したりする方法はあります。SPトランプでは52枚の日本人が持っているSP(サブ・パーソナリティー)を使って自分にぴったりするSPを選び、そしてこころの中をレントゲンでとったかのごとく配置することによって内面を見える化(可視化)できます。(参考 52枚の中から10枚選ぶ組み合わせのパターンは約158億あります。)また52枚で自らのパーソナリティーを表現しきれない人のために白紙のジョーカーが5枚入っていますのオリジナルのSPを書き加えて付け足すこともできます。10枚何を選ぶかということもさることながら、10枚の配置の仕方にもその人の個性があらわれてきます。
人間の内面状況はおかれている環境によって変化しています。その環境におかれたそのときどきの内面状況や自らの内面的成長状況も確認することが可能です。
自己理解で最近重要になっているのはストレスがかかったとき、プレッシャーがかかったときにどのようなSPが出てくるかを知っているかです。そしてこころのゆとりを確保したりこころの疲れを回復するためのSPを知ることです。

2.他者からの認知
私たちは他者からどのように見られているのか、他者の目にどのように映って見えるのか気になるところでもあるし、知りたいところでもあります。他者は何も思っていないにもかかわらず自ら勝手に思い込んでしまい、他者との人間関係がうまくいかなかったり、健全に構築できないことがあります。研修等でお互いの印象をこのSPトランプでフィードバックし説明することによってお互いの理解を深めたり、他者からどのように見られているのかを知ることができます。
初対面の人の集まり、よく知った人たちの集まりそして家族など、そのときの研修グループの構成メンバーによってフィードバックされるSPトランプが違うので、その場面場面での自らの印象を知ることも可能です。

3.他者対応
他者対応の大きなテーマは苦手な人への対応です。他者対応を職業としている人には教師や営業そしてマネジャーがあります。指導しやすい生徒、こちらの意図を伝えやすい顧客、仕事を指示したり頼みやすい部下であればいいのですが、そうでない人への対応は大きなエネルギーが必要ですし、ときには大きなストレスとなります。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざがありますが、相手のパーソナリティーや行動に不快感を持つと、ついつい相手のすべてを否定してしまいたくなります。そのようなとき「相手の何のSPが受けいれにくいのか」そのSPに対して「自分の中の何のSPが否定的に反応するのか」そして「相手のSPにそった何のSPで対応すれば良いのか」と、相手と自分のSPレベルでの関係性構築の糸口を見出すことができます。

4.課題(目標)達成
よく自己嫌悪に陥る原因に課題(目標)達成のために何をしなければならないか、自分の中で答が出ていても一歩踏み出せないときがあります。そのような自分が受け入れられなくて自分が嫌になってしまいます。
主体的態度とは、自らが選択をしていることを自覚できているか、当然ながら意識して選択したことは自覚していますが無意識に選んだことも自分で選択しているということが自覚できているか。そして自ら選択したことに対して責任を持てる表現ができるかどうかです。
この課題(目標)達成の行動に影響を与えるSPについてもプラスに働くSPは何か、マイナスに働くSPは何かを知り、このSPを自らが選択していることを自覚するとともに、いずれにしてもこれらのSPを選んだ結果について責任を引き受けていくことが主体的態度になります。

5.自己成長 
エンパワーメント・カウンセリングでは自己成長を自己統合と表現しています。3の他者対応や4の課題(目標)達成に働くSPを認め受け入れながらもプラスに働くSPを活用したり育てていくことが大切です。

エンパワーメント・カウンセリング7つの質問
エンパワーメント・カウンセリングについてのテーマは下記のような項目で行っています。2人1組になって相互に聴き合ってください。

エンパワーメント・コーチング7つの質問
【質問1】
あなたはどのような生き方をしたいですか?   

【質問2】
その生き方を実現した姿はどのようなイメージですか?(あなたの生き方を将来のスクリーンに投影するとどのような映像がでてきますか? 
例えば 何年後 何をしたいですか? 何になりたいですか? 何を持ちたいですか?  

【質問3】
ビジョンを実現するためにはどのような目標   がありますか? 
一番実現したい目標は何ですか? 

【質問4】
一番実現したい目標を達成するためのリソー(資源)や能力は何ですか?

【質問5】
質問4の目標達成の障害は何ですか?

【質問6】
質問5の障害を乗り越える意味、障害を乗り越えてまで実現したい目標達成の意味は何ですか?

【質問7】
目標達成のための最初の行動は何ですか? 

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