子どものサブ・パーソナリティ- SPカード
今日までエンパワーメント・カウンセリング&コーチングをSP(サブ・パーソナリティー)トランプを使用し、多くの大人を対象にグループや個人セッションで行なってきました。しかし最近、子どもを対象に個人セッションを行なう場合SPトランプに表記されているSP名(例 一徹さん、友好家、理論家など)では理解ができなかったり説明に多くの時間を要する問題点がでてきました。そこで開発したのがSPカードです。このカードは幼稚園から小学生の年代が持っているSPを、この年代でも理解できる表現でカード仕立てにしたものです。SPの調査方法として幼稚園、小学生、そして先生や保護者を対象に数多くのSPの中から33のSPに厳選しました。
1.あいてをこまらすいじわるさん【意地悪】
2.げんきいっぱいげんきもの【元気者】
3.ともだちいっぱいにんきもの【人気者】
4.おちつきがないそわそわさん【ソワソワ】
5."こうして""あーして"のしきりたがりやさん【仕切りたがり】
6.ぷんぷんとしたおこりんぼうさん【おこりん坊】
7.こまかいところがきになるしんけいしつ【神経質】
8.じっとたえるがまんさん【我慢】
9.せいりせいとんずきなきちょうめん【几帳面】
10."だって""だって"のいいわけさん【言い訳】
11.かんがえかたをまげないがんこさん【頑固】
12.こわがりのおくびょうさん【臆病】
13.ひっこみじあんのうちきさん【内気】
14.いじいじとしたいじけやさん【いじけ】
15."だいじょうぶかな~"のしんぱいやさん【心配屋】
16.じぶんかってのわがままさん【わがまま】
17.まけたらいやなまけずぎらい【負けず嫌い】
18.ゆっくりとしたのんびりさん【のんびり】
19.ひとりがつらいさびしがりやさん【寂しがり屋】
20.えんえーんのなきむしさん【泣き虫】
21.はじめてのひとがにがてなひとみしりさん【人見知り】
22.あいてのかおがみられないはずかしがりや【恥ずかしがり屋】
23.こつこつどりょくのがんばりや【頑張り屋】
24.ひとをたたいたりするらんぼうさん【乱暴】
25.ひとにやさしいおもいやりさん【思いやり】
26.べたべたしたいあまえんぼう【甘えん坊】
27.あたらしいことにもちゃれんじゃー【チャレンジャー】
28.おちょうしもののおふざけさん【お調子者】
29.おうちではいばっているうちべんけいさん【内弁慶】
30.おもしろいひょうきんもの【ひょうきん者】
31.みんないっしょのなかよしさん【仲良し】
32.ひとのせわがすきなせわずきさん【世話好き】
33.えたいのしれないおばけさん【お化け】
33枚のカードには下記のような動物の絵が描いてあります。
(7枚未満でもOK、白紙のカードにはオリジナルのSPを記述)
2.7枚のSPカードの内容と並べ方の理由について聴く。
3.他の人(保護者・先生・カウンセラーなど)からフィードバックを行ない、ていねいに説明する。
(7枚以外のSPカードから、1人2枚くらい選ぶ)
4.フィードバックしたSPカードもいれて再度並べてもらう。
(フィードバックしてもらったSPカードが受け入れられないときは裏返してもOK)
5.並べたカードの中で嫌いな、いやなSPカードを選んでもらいその理由や気持ちを聴く。
6.並べたカードの中で好きなSPカードを選んでもらいその理由や気持ちを聴く。
7.今後伸ばしたいSPカードを選んでもらいその理由を聴く。
(どのような場面でそのSPカードを実践するかもあわせて聴く)
このSPカードを小学校4年生の9歳の女児に実施した事例です。今回のケースは上記の3.4以外の段階を実施しています。
並べ方は大きい順(心の中で占めているウエイトの大きい順)にならべています。
「うちべんけいさん」と「おこりんぼうさん」
嫌いな理由はわからないが嫌です
「なかよしさん」
学校でともだちと遊ぶときや家に帰ってマンションのともだちと遊ぶときに「なかよしさん」でありたい
「まけずぎらい」
運動会で競争するときや、トランプゲームをするとき、その他、競争するときに「まけずきらい」でありたい
「きちょうめんさん」
学校のお道具箱や机の上の整理整頓をするときに「きちょうめんさん」でありたい
33のSP
1.あいてをこまらすいじわるさん【意地悪】
2.げんきいっぱいげんきもの【元気者】
3.ともだちいっぱいにんきもの【人気者】
4.おちつきがないそわそわさん【ソワソワ】
5."こうして""あーして"のしきりたがりやさん【仕切りたがり】
6.ぷんぷんとしたおこりんぼうさん【おこりん坊】
7.こまかいところがきになるしんけいしつ【神経質】
8.じっとたえるがまんさん【我慢】
9.せいりせいとんずきなきちょうめん【几帳面】
10."だって""だって"のいいわけさん【言い訳】
11.かんがえかたをまげないがんこさん【頑固】
12.こわがりのおくびょうさん【臆病】
13.ひっこみじあんのうちきさん【内気】
14.いじいじとしたいじけやさん【いじけ】
15."だいじょうぶかな~"のしんぱいやさん【心配屋】
16.じぶんかってのわがままさん【わがまま】
17.まけたらいやなまけずぎらい【負けず嫌い】
18.ゆっくりとしたのんびりさん【のんびり】
19.ひとりがつらいさびしがりやさん【寂しがり屋】
20.えんえーんのなきむしさん【泣き虫】
21.はじめてのひとがにがてなひとみしりさん【人見知り】
22.あいてのかおがみられないはずかしがりや【恥ずかしがり屋】
23.こつこつどりょくのがんばりや【頑張り屋】
24.ひとをたたいたりするらんぼうさん【乱暴】
25.ひとにやさしいおもいやりさん【思いやり】
26.べたべたしたいあまえんぼう【甘えん坊】
27.あたらしいことにもちゃれんじゃー【チャレンジャー】
28.おちょうしもののおふざけさん【お調子者】
29.おうちではいばっているうちべんけいさん【内弁慶】
30.おもしろいひょうきんもの【ひょうきん者】
31.みんないっしょのなかよしさん【仲良し】
32.ひとのせわがすきなせわずきさん【世話好き】
33.えたいのしれないおばけさん【お化け】
33枚のカードには下記のような動物の絵が描いてあります。
SPカードの基本的な使い方
1.子どもに自分にぴったりするSPカードを7枚選び並べてもらう。(7枚未満でもOK、白紙のカードにはオリジナルのSPを記述)
2.7枚のSPカードの内容と並べ方の理由について聴く。
3.他の人(保護者・先生・カウンセラーなど)からフィードバックを行ない、ていねいに説明する。
(7枚以外のSPカードから、1人2枚くらい選ぶ)
4.フィードバックしたSPカードもいれて再度並べてもらう。
(フィードバックしてもらったSPカードが受け入れられないときは裏返してもOK)
5.並べたカードの中で嫌いな、いやなSPカードを選んでもらいその理由や気持ちを聴く。
6.並べたカードの中で好きなSPカードを選んでもらいその理由や気持ちを聴く。
7.今後伸ばしたいSPカードを選んでもらいその理由を聴く。
(どのような場面でそのSPカードを実践するかもあわせて聴く)
実践事例(筆者が一部加筆)
9歳女児
このSPカードを小学校4年生の9歳の女児に実施した事例です。今回のケースは上記の3.4以外の段階を実施しています。
1.2段階 7枚選び配置する
選んだSPは「うちべんけい」(学校ではおとなしいが家ではいばる)「おこりん坊」(妹によくおこります)、「しんけいしつ」(かたづけなどきちっとしたいです)、「なかよしさん」(学校や近所のともだちと仲がよいです)、「しきりたがりやさん」(家では妹たちをしきります)、「まけずぎらい」(運動やゲームで負けるとくやしいです)、「きちょうめん」(机の上や整理箱をきちっとしたいです)です。並べ方は大きい順(心の中で占めているウエイトの大きい順)にならべています。
5.嫌いなカード
どのカードが嫌いか?受け入れにくいか?「うちべんけいさん」と「おこりんぼうさん」
嫌いな理由はわからないが嫌です
6.好きなカード
好きなカードは「なかよしさん」7.育てたいカード
自分の中で育てたいカードは次の3枚です。「なかよしさん」
学校でともだちと遊ぶときや家に帰ってマンションのともだちと遊ぶときに「なかよしさん」でありたい
「まけずぎらい」
運動会で競争するときや、トランプゲームをするとき、その他、競争するときに「まけずきらい」でありたい
「きちょうめんさん」
学校のお道具箱や机の上の整理整頓をするときに「きちょうめんさん」でありたい